六義園フォトコンテスト
まず最初にフォトコンテストの説明を鈴木先生から受けた生徒たちは、「絶対に賞を勝ち取ってやるぞ!」あるいは「写真は二の次でこの美しい景色を堪能したい・・・」とそれぞれの思いを胸に、静かなたたずまいの日本庭園へと向かいました。
<第3回 プラドアカデミー高等学院フォトコンテスト 最優秀賞>
今回のフォトコンテストは、全生徒と教師の投票によって最優秀賞が決定しました。
<生徒たちの作品から>
今回お世話になった方
- 六義園
- 東京都文京区本駒込6-16-3
TEL 03-3941-2222
駒込駅より徒歩7分
入園料 大人300円(小学生以下と65才以上の人は割引あり) - 六義園の名は、中国の詩の分類法(詩の六義)にならった古今集の序にある和歌の分類 の六体(そえ歌、かぞえ歌、なぞらえ歌、たとえ歌、ただごと歌、いわい歌)に由来したものです。 柳沢吉保自身の撰した「六義園記」では、日本風に「むくさのその」と呼んでいましたが、現 在では漢音読みで「六義」を「りくぎ」と読む習わしから、「りくぎえん」と読みます。
生徒の感想
M.Yさん
六義園の木々は、とても美しかったです。紅葉が見頃ということで全体が赤で染まっているんだろうと思っていましたが、実際はまだ夏を名残惜しく感じさせるような緑の葉の中に点々と赤い葉があり、まだ秋が始まったばかりという感じでした。ほんの少し時期と時間が異なると、また別の季節の感じ方ができると思うので、今度は秋以外の六義園も眺めてみたいです。例えば、春の満開の桜など、身近に見られるようでこの場所でしか見られないような景色を見たいと思いました。
また、東京と聞くと、高いビルばかりが並び、自然はほとんどないような想像をしてしまいますが、その中に六義園のような美しい自然の絶景が存在していることに驚きました。人間によって失われつつある自然の美しさが人間に様々な感情を与えてくれることを忘れず、自然をもっと大切にするべきだと思いました。
S.Mくん
六義園なんて、今まで聞いたことがありませんでした。まさか都会にあんなに大きな公園があるなんて知りもしませんでした。今回通行不可になっていた妹山・背山に個人的には一番行きたかったです。ところどころ赤くいい感じでしたが、11月の終わりぐらいの方がもっと赤くなってきれいだろうなぁと思いました。まぁ、あまり行く機会がないのですごく良かったです(足は疲れたけど)。あと二時間くらい見学時間があれば、昼寝ができたのに。
T.Aくん
東京に六義園のように自然がたくさんあるなんて、驚きでした。
景色もとてもよく、時間があっという間に過ぎました。
今日はまだ完全に葉が赤くなっていなかったので、次回は紅葉の景色が見たいです。
M.Hさん
六義園は東京23区内にありますが、行ってみると、まるで都心から離れた森林に来ている心地がしました。自分が思っていたより、緑色の葉は多かったのですが、ところどころ赤や黄色に染まり始めた部分や真っ赤な木などもあり、紅葉を満喫することができました。道はコンクリートではなく、砂利や石でできたところが多く、池には鳥や魚がたくさんいて、近くに野良猫もいて、とても自然を感じられました。
たくさんの自然に囲まれながら、秋の風景をカメラに収めることができました。池で鳥が列をなして泳いでいるところを撮りたいと思ったのですが、逆光のせいで暗くなってしまったのが少し残念です。
暖かくなった頃、桜が満開になった頃に、また来たいなぁと思いました。