学習システム&進路ガイダンス
4月10日(木)平成26年度の「第1回学習システム&進路ガイダンス」が開かれました。
今年のガイダンスは、新年度に向けた授業内容についてのお話しを中心に、大学受験に向けて取り組んでいきたい準備などのお話を中野校長がして下さいました。
当校では、個別授業の他に、3つの授業を実施しています。
①『英語演習授業』 ②『自習演習授業』 ③『レポート授業』です。
『英語演習授業』では、声に出すこと(音読)を通じて、単語や熟語を習得していくプログラムです。
これまでに卒業していった先輩たちは、このプログラムを最大限に活用して結果を出していきました。
英語をできるようにするためには、まず基本的な単語や熟語の習得が不可欠です。
英語が苦手な人は、英語が“できない”のではなく、単語や熟語が頭に入っていないのです。
まずは、この授業を通じて、英語の土台となる基本的な単語や熟語を身に付けていきます。
次に、『自由演習授業』です。
この時間では、個別授業の復習や、教科担当の先生から出された課題に取り組みます。
この時間を有効に使えるか否かが、合否に大きな影響を与えると言っても過言ではありません。
みなさんは、ともすると個別授業を受けると、それだけでつい勉強した気になりがちですが、それだけでは、入試に必要な絶対的な勉強量が足りないのです。
また、この時間では、何を行い、何がわからなかったのかを記録する「自由演習報告書」をみなさんには記入してもらっています。
毎回、それを記録することで、勉強した内容が明確になり、尚且つ、自分自身で自分の課題を発見することができるようになります。
わからなかった個所は、教科担当の先生が次回の授業時に解説をしてくれます。
最後に、『レポート授業』です。この時間では、高卒資格を取得するために欠かせないプリント学習に取り組みます。
1日1枚をベースに、教科書を参考にしながら、各自のペースで進めていきます。
わからないところがあれば、レポート担当の先生に質問ができます。
集中して取り組むことで、科目によっては授業時間内の半分ほどの時間で仕上げることも可能です。
1枚目が終われば、2枚目のプリントに進むこともできますし、大学受験に向けた勉強に充てることもできます。
その他、受験勉強を進めていく上で欠かせない「模擬試験」の重要性や、その有効的な活用法、講習会や休み期間中の授業について、また、高卒資格を取得するために必要な単位認定試験やスクーリング等の説明がありました。
そして最後に、教務部本部長から、大学入試合格に向けて、「覚えておきたい2つのポイント」というお話しがありました。
1つ目のポイントは、「目標を決める」こと。
「目標を決める」とは、志望校を明確にするということです。
例えば、山を登る場合、ハイキング気分で登れる小さな山を登るのか、富士山、さらにはエベレストに登るのか。
どの山に登ろうとするのかによって、当然、服装や装備も変わってきます。
ハイキング気分で登れる山であれば、軽装でもいいでしょう。
しかし、富士山やエベレストに登るのに、短パン・半袖・サンダルでは登れません。
登ろうとしている山に合わせて、服装や装備を決め、それに合わせたトレーニングをする必要があります。
大学入試も同様です。
志望校のレベルに合わせて、必要な勉強方法や勉強量、問題レベルが決まってくるのです。
2つ目のポイントは、「自分なりの勉強スタイルを確立すること」です。
一人ひとり顔が違うように、勉強のやり方も一人ひとり違います。
例えば、英単語を覚える場合、紙に書いて覚えるという人もいれば、声に出して覚えるというやり方もあります。
ですから、自分にはどのやり方が合っているのか、試行錯誤を繰り返しながら、早く自分なりの勉強方法を確立することこそが、受験を成功させる大きなカギとなります。
進路ガイダンス後の生徒アンケートより
1年生の頃は正直“大学”という言葉に実感がなかったけれど、先輩の話や模試の重要さを聞いて、これから頑張らなくてはいけない、とあらためて思った。
大学入試の様々なことがわかってよかったです。スクーリングで貴重な体験ができると思いました。
1年の時に一度聞いたが、2年になってもっとよく理解できてよかった。
模試の重要性がわかったので、受けてみたいです。
模試がいかに重要かがわかった。
もっと勉強しようと思った。
センタープレテストと模試の重要性がとても分かった。しっかりやらなきゃと思った。