音楽鑑賞会
12月5日(火)、ティアラこうとう小ホールにて音楽鑑賞会が行われました。
今年も例年と同じく、鈴木先生といとな先生のピアノの演奏でした。
鈴木先生(私ですが)は、この音楽鑑賞会で何度もピアノを弾いてきましたが、いつもいつもド緊張しています。始業式・進路ガイダンス・オリエンテーション・卒業式、それに様々な学校行事の司会進行など、全く緊張もせずにベラベラベラ、そしてベラベラベラとしゃべり続ける鈴木先生ですが、ピアノを弾く時だけは違うようです。
ピアノを弾く鈴木先生の指をよーーく見てみましょう!
ブルブルブル、そしてブルブルブルと小刻みに(いや断続的に?)震えています。
ちなみにいとな先生は、緊張しません。指なんて一度も震えません。
ベートーヴェンの『ソナタ3番』を演奏しましたが、「本番が一番上手く弾けた」と言ってました。
鈴木先生は、3カ月前からピアノの練習を始めました。ピアノの先生でもある娘のいとな先生には教わらず、彼女の恩師のレッスンに通い始めました。
ソロで何を弾こうか…。迷いに迷って、シューベルトの『ソナタ16番の第1楽章』にしました。この曲は、あの「のだめカンタービレ」で、のだめちゃんが「マラドーナ・ピアノ・コンクール」の第一次予選で演奏した曲です。
練習しているうちに、「何でこの曲選んじゃったんだろう…?」と後悔する私。
「手小さいのに…」「実力ないのに…」「どうせ弾けないのに…」
でも、今から他の曲に替えられません。時間はありません。
そんな時に道徳スクーリングで植松努さんの動画を生徒と一緒に観ました。
「どうせむり」「だったらこうしてみれば?」
私も「どうせ無理」と投げ出しそうになっていましたが、頑張って、諦めないで練習しようと思いました。
「やるっきゃない!」
https://www.youtube.com/watch?v=gBumdOWWMhY&t=924s
連弾は、6曲演奏しました。
クラシックは3曲、その他に3曲。
今年亡くなられた坂本龍一さんの曲は何かやろうと思っており、『Energy Flow』にしました。
モーツアルトの『2台のピアノのためのソナタ(連弾版)』は、難しかったけれど、一生懸命に練習しました。けれど、先生に「お母さんのパートをいとなちゃんに弾いてもらおう」と提案されました。最初は何小節かだったものが最終的には大幅に娘が弾くことになり、結局、娘が1.5人分を一人で演奏しました。私は0.5人分の演奏となりましたが、それでも大変で練習しました。
『いのちの歌』という竹内まりやさんの曲も連弾しました。この曲は、2008年下半期のNHK連続テレビ小説『だんだん』の劇中歌だそうです。まったく知りませんでしたが、連弾曲を探していた時にyou bubeでこの曲の連弾を聞いて一目惚れし、すぐに楽譜を購入して演奏することにしました。とても難しくて弾けなさそうでしたが、頑張りました。娘も連弾を通してこの曲が好きになったようで、ソロ楽譜を購入して今弾いています。
我が校の生徒たちはみな、大学を目指し頑張っています。そんな姿に私も影響を受けています。私も生徒に恥じない頑張りを見せたいと思っています。ただ、その頑張りが必ずしも結果に繋がるとは限りません。頑張ったから、練習したから、勉強したからと言って、望む結果が常についてくるものではありません。しかしながら、努力しなければ、結果はありません。
当日、私の努力はソロでは報われませんでした(笑)
でも、連弾では少し報われました。
後悔はないです。
また、一歩から頑張りたいと思う鈴木先生です。
会場に来れなかった生徒からメッセージカードをいただきました。
そのカードには、「鈴木先生の何事にもポジティブに考える姿を見て、いつも元気をもらっています。本当に感謝しています。」と書いてありました。
ありがとう・・・。
生徒たちから、いつもパワーをもらっているのは私の方です。
生徒たちの姿を見ているから、私も頑張れるのです。
音楽鑑賞会に参加された生徒・保護者・先生・教務のみなさんからの優しいお言葉に心から感謝し、また1歩成長できそうな鈴木先生でした。チャンチャン
お世話になった方
ティアラこうとう https://www.kcf.or.jp/tiara/
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