音楽鑑賞会
クリスマスまであと少し。街はもうクリスマス一色ですね。そんな中、今回の総合学習は音楽鑑賞会です。今年度の音楽鑑賞会も第1回目から演奏していただいている鈴木いとなさんと、彼女のお母さんであり「学院の母」でもある鈴木先生によるピアノコンサートです。
江東区江東公会堂(ティアラこうとう)は、区民の文化の高揚と福祉の増進を図るために設置された施設です。
1994(平成6)年12月、旧・江東公会堂(1965-1991)を全面改築し、誕生しました。
ティアラとは『宝冠』の意味で、一般公募により名づけられた愛称です。外観がまさにティアラのようであることにちなみ、芸術・文化の宝冠として光り輝くようにという意味が込められています。
国内でもハイレベルな格調高い響きが味わえる大ホールを中心に、区民のみなさんの芸術文化の活動、発表、鑑賞の場として広く利用することができます。
今回のコンサートでは、いとなさんが独奏を、またお二人で連弾を演奏していただきました。いとなさんは28年3月に東邦音楽大学を卒業し、現在も幼児から大人までのピアノの指導をしていらっしゃいます。
今年もこのコンサートにご協力いただいたこと、心より感謝をしております。
クラシックコンサートやピアノコンサートというと、どうしても「敷居が高い」「フォーマルすぎるのは苦手で」と足が遠のいてしまうことが多いように思います。しかし、映画やCM、ドラマやゲームのBGMとして「曲の名前は知らないけど、聴いたことがある」というクラシック音楽はかなりの数になるのではないでしょうか。今回の音楽鑑賞会で初めて生のピアノ演奏を聴いたというクラシックコンサートデビューの生徒たちも、そうでない生徒や先生方もクラシックコンサートに足を運んでみてはいかがでしょうか。
鈴木いとなさん プロフィール
東邦音楽大学附属東邦高等学校を経て、東邦音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。卒業後は、東邦音楽大学アドバンスコースにてピアノの研鑽を積み修了。
ピアノを岡本明子氏に師事。オーストリア・ウィーン アカデミーにて、ヨハネス・マリアン氏に師事。フルートを益田善太氏に師事。
教育職員免許状 中学校1種(音楽)、高校1種(音楽)取得。
在学中は、定期研究演奏発表会・卒業代表演奏会に選出される。
また、病院・施設や学校などのボランティアコンサートに数多く出演するほか、弦楽器を中心とした伴奏活動も行っている。
現在は、幼児から大人までのピアノ指導をするとともに多数のコンサートに出演している。
今回お世話になった方
ティアラこうとう
〒135-0002 東京都江東区住吉2-28-36
生徒の感想
Y.Mさん
今回は「ピアノクリスマスコンサート」がありました。ピアノの演奏を生で聴く機会はあまりなかったので、とても貴重な時間になりました。とても心地の良い演奏で、聴くことができて良かったなと思いました。特に「花のワルツ」はとても好きな曲だったので、演奏を聴くことができて良かったです。クリスマスメドレーも知っている曲がいくつかあって聴いていてとても楽しかったです。二人での演奏はとても迫力があり、魅了されました。力強く迫力のある部分や、はかなく静かな部分もあり、テンポが速かったりゆっくりだったりとその一曲一曲の雰囲気や背景を感じることができて面白かったです。鈴木先生の「あきらめずに挑戦し続ける」ことはとても大事だなと思いました。私もあきらめずに何かに挑み続けたいと思いました。その姿勢を心がけて何事にも一生懸命取り組めるように努力したいと思います。この演奏を聴いて自分も頑張ろうと改めて思いました。すてきな演奏をありがとうございました。
K.Kくん
今日はピアノの鑑賞会に行きました。
ガチガチのクラシックを聴いた経験がほとんどなかったので、新鮮でした。
ギターやシンセサイザーがガチャガチャ鳴っている曲ばかり聴いていて、クラシックの知識は全くなかったので楽しめるのか正直不安でしたが、お二方ともとても演奏が上手だったし、僕でも知っているような曲がたくさん選曲されていて、とても楽しむことができました。
僕も小さい頃ピアノを習っていたのですが、飽きてしまい2~3年で辞めてしまいました。その他にもいろいろな事を始めては辞めて、というものが多いので、鈴木先生がおっしゃっていた「続けること自体がすごい」という言葉が胸に響きました。
今日色々な曲を聴いていて、様々な場面でよく聴く曲がクラシック出身だったということを知り、もっとクラシックの知識を付けたいなと思いました。